令和5年6月15日 木曜日 千曲倫理法人会第994回経営者モーニングセミナー

本日の講話者は、石井瓦工業株式会社 千曲倫理法人会 石井治郎 監査でした。

石井監査は先日、黄綬褒章を受賞されました。

ちなみに黄綬褒章とは

『農業、商業、工業等の業務に精励し、他の模範となるような技術や

事績を有する方』が対象となります。

令和5年春の褒章受章者は全国で12名。

 

昭和52年3月に瓦業界に入り

昭和62年に起業。

全日本瓦工事業連盟 理事も務められ

瓦業界発展の為に ご尽力された功績が認められての受賞です。

石井監査曰く『瓦業界は優しい人が多い。みんなに支えられてきた。』と

仰っていました。

 

阪神大震災の時に 現地へ駆けつけた。

その時に見た たくさんの『1階が潰れた2階建ての家』。

なぜ潰れてしまったのか? 瓦が重いのか? これはなんとかしなくては!

と考え 自社に戻り研究を始めた。

そして 当時はまだ長野ではあまりなかった『太陽光発電』『潰れない家』に

取り組むようになった。

昭和62年に162万戸だった戸建も

2022年には84万4000戸と半減。

瓦屋根もどんどん減っているが 新しい取り組みを早くから初めていたので

大丈夫だった。

『報われない努力』

『やろうとすると、できない合理的な出来事が起こる。』

など 大変興味深いお話をしていただきました。