令和5年5月11日 木曜日 千曲倫理法人会第989回経営者モーニングセミナー

本日の講話者は、株式会社アスク会長 小山 秀一 法人アドバイザーでした。

石井治郎 監査の会員スピーチのあとに講話に立たれた小山アドバイザー。あいさつの後、すぐにホワイトボードに向かい文字を書かれていた。

1、全一統体の原理

2,乗り越えられない苦難はこない

3.実践していくと必ずそれをストップさせる合理的理由が起きる

プロジェクターで写真が写し出される。

項垂れて全く生きる気力が感じられない車椅子に座る女性。と、しっかり両手で絵を持ちカメラのレンズに目線のあっている車椅子に座る女性。

この女性、私の妻です。要介護5の認定を受けました。

今年1月9日、善光寺で静寂の中、写経をされていた奥様が突然倒られた。その日も365日大学を開催していた小山アドバイザーに連絡が入り善光寺へと向かわれた。

別室で横になり休まれていた奥様、3回ほど嘔吐をされたという。到着時、倒れられてから3時間。”何ですぐに救急車を呼んでくれなかった!”と主催者に対して疑念を抱いたという。

すぐに救急車を呼んでもらい1次搬送。診断の結果は脳出血。運んでもらった病院では対処できないということで2次搬送となりすぐに緊急手術。

奥様が善光寺まで乗って行かれた自動車。携帯に挟んであった駐車券を頼りに車を探す。何時までたっても中々見つからない車。

苛立ちから、一緒に写経に行かれた奥様の友達に駐車した場所を聞かなかった事を悔やんだ。やっと見つけることができ駐車料金を支払い会社まで車を移動することができた。

その日から目を覚まされた奥様に読んで貰うためA42枚、今日の出来事をまとめた手紙を書いた。毎日、毎日。

昏睡状態から目を覚まされた奥様に、看護師を通じて手紙を届けた。毎日。毎日。

何気ない生活が一番しあわせ と語る小山アドバイザー。

2月28日、奥さんの手紙を読む姿を週1回10分間の面会時間に目撃する。

『もう帰るの?』という奥さんからの言葉。

普通の世界では解決できないことを倫理で学ばせていただける とも語る小山アドバイザー。

奥さんが倒れられた事を報告、相談した研究所の中西先生から あせるな と、アドバイスをいただき実践中とのこと。

昼に病院へ手紙を届け、食事を終えられ歯磨きする奥様の姿を見守るのが日課となっている。「看護師に見つかると面会時間外ですのでと怒られる。」と愚痴をもらす奥さん想いの小山アドバイザー。

”究極の夫婦愛とは何か” この問題に対して改めて考えさせられる内容の講話でした。

 

”いざ自分だったら小山アドバイザーのように出来るのだろうか?”と、反省、又、目標となりました。

 

本日の参加者 17社17名  自単会出席 13社13名 でした。

 

千曲倫理法人会 投稿  あまてらす