令和5年1月19日 木曜日 千曲倫理法人会 第975回 経営者モーニングセミナー

本日の講話者は、株式会社 東京損害生命保険サービスオフィス 代表取締役 荒井 英和 当倫理法人会相談役 でした。

5代目の会長を拝命し、10周年を迎える100社に満たない単会をどの様に盛り上げていくのかと、絶えず考え行動していただいた荒井氏は別名”策師”と、千曲倫理法人会では褒めたたえられている。

今年、20周年を迎える当単会の会長を拝命した今井広人会長へのアドバイスを含んだ内容の講話でした。

演台に立つなり”皆さん、明けましておめでとうございます。”から講話が始まった。(今年になり2回行われたモーニングセミナーに来ていなかった事に気づいた。)例年のごとく4日に仕事始め。市内八幡にある武水別神社にて社員全員でお祓いをしていただき、市内の飲食店で新年祝賀会を行い帰宅。しかし例年とは違う事態に遭遇しました。帰省していた息子の発熱。8日に奥様が発熱。(モーニングセミナーに集う方々への配慮をした上の欠席だったのだと感じた。)当然、会社にも行くことのできない状態でしたので社員の方々に事業を託す状態でした。(今回のテーマ、ドンピシャじゃん)

大学を卒業後、大東京火災に入社し平成7年、1月17日に起きた阪神淡路大震災や3月20日に起きたオウム真理教の地下鉄サリン事件などあった年に父親の始めた事業を引き継ぐ形で長野に戻ってきました。今回のテーマですが平成23年3月11日に起きた東日本大震災や令和元年10月12日に日本を襲った台風19号の被害など、突然起こる災害により事業をやっている方々にとって必ず事業の中断という事態が起こる。災害の規模により様々だとは思いますが1か月で復旧できる場合もあるし半年、又1年かかるかもしれません。自然災害においては防災意識の他に被害を最小限に留める減災を意識して経営に努めていかなければ倒産に追い込まれます。と、荒井氏。

 

・・・・・ ちなみに ・・・・・

平成7年、新年を迎え平穏無事に過ごしている中、全国に激震が起こった。1月17日の阪神淡路大震災。ビルやマンションまでもが倒壊。高速道路の橋脚が折れた映像は今でも目にすることができる。家屋や家財の下敷き、又その後に起きた大規模な火災により多くの方々の命を奪い街が消えた。

平成23年3月11日に起きた東日本大震災。家財が倒れ避難経路の確保ができず家屋からの脱出に時間がかかり高台への避難までの時間が足らず、大津波に襲われ多くの方々が亡くなられた。(令和4年10月27日のモーニングセミナー千曲倫理法人会ブログ、三浦浩氏の講話もご覧ください)

令和元年10月12日に日本に上陸した台風19号。東日本を中心に被害をもたらす。県内を流れる千曲川水系に於いて氾濫危険水位を大幅に超え、堤防から水が溢れる越水が各所で起こり翌13日、長野市穂保地区にて堤防の決壊が発生。千曲市内や坂城町でも霞堤からの流入により浸水被害が広範囲で起こり当会の会員企業も被害を受ける。

人は大自然の中に於いては無力。”

 

平成24年9月、高田恭次4代目会長から引き継ぎ倫理法人会という団体をもっと地域の方々に知っていただきたいという思いが任期中のイベントを通じて感じ取ることができました。

平成25年2月1日、千曲倫理法人会では初めて新春賀詞交歓会を開催。企画から1カ月に満たない状態での開催でも32名(記録写真にて確認)の参加。

平成25年4月11日、500回を迎えたモーニングセミナーの講師には地域でも有名なフレックスジャパンの矢島久和会長(当時)をお招きし、177名の参加者を集め開催。

平成25年6月7日、千曲倫理法人会設立10周年記念事業の開催。記念式典後に上田市出身の立川談慶師匠をお招きして落語と講演をお願いし地域住民の方々に喜んでいただくことができた。

平成25年10月19日、10周年の特別企画として元ゼロ戦パイロットの原田要様にお願いし、プレミアム講演会を開催。

平成26年1月、第2回目となる賀詞交換会を開催。『花は咲く』を参加者が順番で歌う映像が会場に映し出される。そこには在りし日の畑野のおばちゃんの姿や、今は病気にて身体も動かすことが儘ならない高田恭次4代目会長(当時、東信地区長)の姿があり懐かしくて目頭が熱くなった。

 

荒井英和相談役曰く、倫理とは『心の持ち方・整え方の学び』である。役職者は『やらされていると思えば苦になる』・『やっていると思えば楽しくなる』・『やらせていただいてると思えば有難くなる』

 

20周年や1000回モーニングセミナーを纏め上げる今井広人会長への素晴らしいエールをした荒井英和相談役には脱帽いたしました。

 

本日の参加者 15社16名 自単会出席 14社15名 でした

 

投稿 千曲倫理法人会 あまてらす