12月30日のモーニングセミナーは、佐久平倫理法人会の黒澤敦史専任幹事のお話しをお聞きしました。

現在大進建設株式会社取締役営業部長としてのお仕事の傍ら、地ビール会社を経営、そして地元小海町

の議員としても活躍しておられます。

そんな黒澤氏の演題は「苦難福門」

その苦難とは、高校時代2年間の引きこもりを経験された事でした。その頃は「目指すものが見つから

ない」そこから段々と不登校になったそうです。

その頃は自己嫌悪感のかたまりで、抜け出せない状況だったそうですが、家族の理解があり、お兄さん

の進学を機に、引っ越し、周りの状況を変えることで脱出、その後再度挑戦し大学進学で土木工学を学

び現職につなげてきたそうです。

黒澤氏はその時代の挫折があるから、今の自分があるとおっしゃいます。

今の家族の支え、倫理との出会いを経て、物事を俯瞰的に客観的に見る事が出来る。

「人間万事塞翁が馬」今の幸せの中にも不幸の種が潜んでいる。そんな気持ちで「今、この一瞬を精い

っぱい生きる!」と決意して倫理の学びを胸に頑張って参りますと講和を締めくくりました。

ご自分をしっかり見つめて、誠実な話しぶりに好感が持てる素晴らしい講話でした。

文責 中村芳生

出席者 21社24名

当該単会 12社13名