令和4年12月15日木曜日 千曲倫理法人会 第970回経営者モーニングセミナー

今回の講話者は、松本中央倫理法人会 片山 鉄太郎 会長

今井会長と同期会長であり、富岡専任幹事とは、今期の後継者倫理塾塾生でご一緒されている片山会長。
会長の役を打診された時は、事業承継のことで頭がいっぱいということでお断りをされ、
倫理指導にて仕事優先というアドバイスをもらい、諦めてもらおうとされましたが、
倫理指導では、会長をやらないなんて勿体ない。殻を破るチャンスというお話をいただき、
普及を殻を破る機会と捉え、会長職を受けられました。

会長を受ける覚悟をされてからは、はじめに普及に対する3つの方針を掲げられました。
今回の講話では、会長を受けてから3ヶ月が経ったということもあり、
そのPDCAにおけるCAについてお話しいただきました。
掲げた方針のもと取り組む中で、成果がでたもの、でなかったもの、
そして、元会長や役員からのお声がけという、方針から取り組んだ計画とは別の成果も得られたそうです。

片山会長はこれまで、全体最適を美と認識し、その追及をされてこられていました。
リーダーとしても美の追求をされ、全体最適を図り、良いリーダーを行っていると考えておられたそうです。

しかし、これまでリーダーをした際に
・悪い扱いをしていないのに、人をコマのように扱ってしまっている感覚が
・苦労も努力も我慢もしているのに、評価がされない
など、感じた違和感があり、それ、は感謝していない・できていないことが原因だと気づかれたそうです。
後継者倫理塾で受けたチームリーダーも、利他の精神でなく美の追求というわがままであった、
また、自分の手法に対し、賛同や理解がされない時に説明説得を面倒に感じたり美の追求以外でもわがままであった、
尊己求人の4つの項目ではまだ達成一つの25点だというお話をいただきました。

私は、とてもそんな「わがまま」というイメージが浮かばない片山会長。
しかし、己を尊び人に及ぼす。倫理指導をはじめ、会長としての活動など、
倫理の活動と実践に取り組まれているからこそ、厳しくご自身を評価をされているのだと感じました。

今回の参加者は13社14名(自単会12社13名)でした。
副専任幹事 林