令和4年10月20日 木曜日 千曲倫理法人会 第963回 経営者モーニングセミナー

本日の講話者は、長野市倫理法人会 石田 旭 (いしだ あきら)会長でした。

多くの趣味を持たれており、『先日100kmを歩くウルトラウォーキングをしたら口の周りが荒れてしまったのでマスクを外さずに講話をさせていただきます。』と、マスクを外さないで講話をされる石田会長。

兄弟は男3人女2人の3男。早口で活舌が悪いのは母親似。からかわれるのが嫌で他人との間に壁を作っていたのだろうか小学校の高学年の時、同級生の女の子に猛烈アタックを受けたがサラリとかわす。何度も何度も…。

中学1年の夏休み。自宅兼事務所の電話が鳴った。事務所には社員が数名いる。アタックしていた子なのかその友達なのか全くわからない状態の中、猛抗議の集中攻撃。旭少年の人格が崩れた。これ以降、すべての感情を隠すようになった。

中学2年の5月、母親がガンにより41歳の若さで亡くなった。人前では気丈に振舞っていたが一人になった時、悲しみが込み上げてきて大泣き。

感情表現がへたくそな人間になっていた。

 

35歳の時、一人の女性と出会い、好きになった。猛烈に好きだった。 しかし、別れを告げられた。

2頭の蝶がひらひらと仲良く舞っているだけで涙が止まらなく溢れてくる。そんな心が落ち沈んだ状況を変えたのが、ラッパーのKREVAさんと、斉藤一人さんを知ったことだったと石田会長は語る。

倫理経営講演会に参加した事をきっかけに、平成31年2月に長野市倫理法人会に入会。令和2年度副事務長の時、当時の会長から1社で良いので知人を入会に導いて欲しいと頼まれ奔走。自分自身できると思っていた。でも、できなかった。落胆する会長の姿を見て【申し訳ない】から【何で普及?】へと不満に変わった。不満をぶつけるために、しっかり学んで真髄を突こうと心に決めた。

3年度には事務長、4年度には専任幹事と役職が変わったがこの2年間、北信3単会(火曜日、長野市。水曜日、しなの。木曜日、長野市中央)のモーニングセミナーに1回も欠かすことなく参加した。そこでの出会いや学びが自身の成長に大きな影響を与えたとも語る。

祖父の代から心の道徳であるモラロジーを代々学んでいたため、倫理の学びは自然に受け入れることができた。祖父はモラロジーの講演で出かけて行く事もあったので繋がりも感じる。単会の会長となり、倫理の根っこ・普及・倫理の光を絶やさないと心に決めた。普及活動には秘策は無い。今まで通り坦々と明るく、楽しく、朗らかにと語る石田会長の目は輝いていた。

昭和30年、祖父と祖母が創業した石田商工を社長である叔父を支えながら男兄弟3人で盛り上げていくという心意気。又、81歳となる父親と一緒に温泉に行き背中を流していると語る石田会長の優しさ。心、動かされた講話でした。

最後に、長男の兄が作詞をした会社のPR歌詞をラップで披露。

ネジネジネジネジネッジネジ!ネジネジネジネジネッジッネジ!ネジネジネジネジネッジネジ!… どうしてくれる!リズムが頭から離れん・・・。(´;ω;`)

 

本日の出席 16社17名  自単会出席 14社15名 でした。

 

千曲倫理法人会  あまてらす