🚲息子との自転車旅行を通して学んだ事🚲 ~千曲倫理法人会~
令和4年7月21日 木曜日 千曲倫理法人会 第951回 経営者モーニングセミナー
本日の講話者は
Cafe 自転車屋
石黒 靖彦 様(いしぐろ やすひこ さま)
2000年1月1日にカフェを開業
人より体が弱い息子さんが小学校4年生の時に
上越までの『自転車旅行』を思い立つ。
午前2時、自宅を出発。息子の後ろを石黒さんが若干車道側に出て縦走。
息子を護るため危険を承知での行動だったと言葉を漏らす。
朝日が昇る頃には信濃町を走行。野尻湖までの登り坂、息子の体力ではキツイ。
親子揃って自転車を押してゴールを目指す。午後3時、奥さんと娘さんが待つ上越のゴールに到着。
着いた時には 息子さんはグッタリ。家族そろって遅い昼食。息子さんは昼食を食べる体力も無かったという。
翌年は行かないかな?と 思っていたら息子さんの方から 『今年はどこ行くの?』と。
そこで5年生の時は山梨県の石和温泉(いさわおんせん)へ1泊2日で行くことに。
荷物を入れるバッグやテントなど『どうやったらうまく旅ができるか?』を考えるのが楽しくなった。
新和田峠を越え下諏訪の木落坂付近の下り坂で息子さんがブレーキを握る握力が無くなり転倒し怪我をするトラブルに見舞われた。
そんな時に頼りになるのが100円均一のショップだったという。富士見で1泊し甲府を目指した。
普通の日に 息子さんが車にはねられた
慌てて駆けつけた父に ベッドの上の息子さんが
言った言葉は『お父さん僕の自転車は大丈夫?』
そして6年生になった年には、長野から甲府まで バラした自転車を持って電車で移動し甲府から伊豆下田までの自転車旅行。
富士山に向かうの登り坂は『本当にたどり着けるのか?』と不安になる程だった。息子の体力を考えてゴールまでのルートを選択したという。
息子さんは体力がなっかたら、ずっと漕ぎ続けるのではなく漕いでは惰性で進み、止まりそうになったらまた漕ぐ。
それを見て、その人にあったやり方があるのだと気がついた。
『人のやり方を否定しない』
あの3年間で親子の信頼関係が築けた。
辛くとも本人がやりたいと思うことを全力でバックアップし
成功体験を積み重ねさせる姿勢、素晴らしいと思いました。
『信じること』 やってみます。
本日の出席 14社15名 自単会出席 13社14名 でした。
投稿 倫理初心者