令和4年7月14日 木曜日 千曲倫理法人会 第950回 経営者モーニングセミナー

 

本日の講話者は

恵日山 開眼寺 留守居役 雲水

武山 泰雅 様 (たけやま たいが さま)

 

 

 

安倍元総理の銃撃事件に触れ

常識のある普通の人はいくら怒っても

家族 両親 友人など周りの人たちの事を思い

それが抑止力となって思い止まる。

 

それが効かない人は周りを考えていない(他人はどうでも良いと思う邪な心)自分中心的な考えで行動する。

餓鬼道に落ちる確率が非常に高い。

 

人間は 母さんから生まれ、その母親が子供や先祖を大切にする姿を見てそれを真似して育つ。

『ありがたさ』『大切さ』を子供に教えるのは

自分の親や祖先を大切にしているところを見せるしかない。

残念ながら現代は、お父さんお母さんが 祖先に手を合わせているのを 子供は見ていない。

 

ありがたさ 大切さを知るものは客観的に物事を見ることができ自分を削って 大切な人に残す事ができる。

そうでない者は 自己中心的な人間になってしまう。

 

戦後学校では宗教感を教えていない。

テストの出来不出来で子供達をランク付けし、他人を蹴落とし、他人を見下す。自分に都合が悪いと他人のせいにする。

核家族化が著しい首都圏ほど自己中心的な人が多い。心が飢餓状態である若者が多い。そんな人が客観的に周りを見ることができるか?

これ全て、親が両親への感謝や墓参りで手を合わせる姿を見せていないのが原因である。

 

日本仏教の家庭における役割は祖先崇拝である。

祖先 両親への感謝を忘れず腰を入れて今の時代にぶつかっていかなければならない。

 

タイトルの教外別伝不立文字は『言葉や文字にとらわれてはいけない。教えは外の形で伝えるのだから。』

『言葉に惑わされるなよ!親の言うことを鵜呑みにするなよ!自分で考えろよ!』と言われていました。

本日の栞の輪読は第八条。明朗愛和でした。

講話をお聞きし 改めて

今あるのは当たり前ではない

祖先 両親のおかげ 感謝!!

本日の参加者 15社16名 自単会出席 14社15名 でした。

 

投稿 倫理初心者